環境先進国ドイツの当たり前を、日本の家で
健康や環境への意識が高い欧州に比べ、日本の住宅性能基準は今なお低水準と言われています。
Mstyle houseのつくる家は、環境先進国ドイツが手本。
木質断熱材ECOボード×トリプルガラス木製サッシ×PH全館空調×無添加塗料で、日本の基準をはるかに超える健康で快適な高性能住宅をつくっています。
[7つの性能]
Mstyle houseのつくる住まいは、環境先進国ドイツの基準に則る性能仕様。省エネ性能はもちろん、日本の基準では定義されない遮熱性能・蓄熱性能・透湿性能・防火性能・遮音性能・環境性能も備えています。
冷暖房エネルギーはZEH基準の半分以下省エネ性能
断熱材は床・壁・屋根ともGUTEX社製の木質繊維断熱材ECOボードを採用。開口部はトリプルガラス木製サッシを、冷暖房は冷暖両用パネルヒーターを標準仕様とするMstyle houseの住まい。外皮平均熱貫流率(UA値)は0.28W/㎡k以下、断熱等級は「6」、BEI値は0.5以下が標準です。ZEH基準の半分のエネルギーで、快適な住環境を実現しています。
UA値
BEI値および省エネ性能等級
夏の2階も暑くない!遮熱性能
断熱材の性能には、「熱伝導率」と「温度伝導率」の2つの視点があります。日本では「熱伝導率」だけを評価しがちですが、断熱材の片側で受けた熱が反対側に伝わるまでの経過時間を測る「温度伝導率」も重要。温度伝導率が低いほど遮熱性が高いことを意味します。ECOボードは、他の断熱材に比べ群を抜いた遮熱力。屋根・壁共に12時間もの遮熱性があるので、夏、強い日差しにさらされる屋根直下の2階でも快適な室内環境を保ちます。
【遮熱性能実験】
赤外線をロックウール・石油系断熱材・ECOボードに照射し、裏面温度の変化を計測する実験
70℃の熱で断熱材の片側を10分間熱して反対側の温度を測定すると、ロックウールや石油系断熱材は、+7.2℃、+3.4℃と大幅に上昇していたのに対し、ECOボードは+0.3℃。遮熱性が大きく異なることが分かります。
【断熱材による体感温度の違い】
ロックウール・石油系断熱材・ECOボードの「熱伝導率」は同程度でも、断熱材の片側に熱を当てた時(=日射が照り付けている時)に反対側(=室内側)で感じる温度はまちまち。つまり、実際の体感温度は、熱伝導率ではなく温度伝導率(遮熱性)が影響すると言えます。遮熱性を高めることは、使用する冷暖房エネルギーを抑えることにつながります。
冬も足元ポカポカ蓄熱性能
壁や床に熱をため込む力が高いと室内の冷暖房熱を維持しやすく、省エネにも直結します。ECOボードは、他の断熱材に比べて蓄熱力もダントツ。外張り用と充填用のECOボードで覆うMstyle houseの家の壁は、12時間もの蓄熱力を備えています。温度差による気流が発生しにくいので、不快な冷気の侵入・熱の放出を抑えることにもつながります。
室内干しも快適透湿性能
躯体腐朽の原因となる壁体内結露の発生を防ぐため、日本では壁に水蒸気が侵入しないようにつくるのが一般的。一方ドイツでは、壁を通過させて水蒸気を外に逃すのが常識。室内にも湿気がたまらず、カラリとした環境を保てます。Mstyle houseが採用するECOボードは、湿気を通す断熱材。内・外の断熱材共に壁下地を兼ね、室内の湿気を直接外に逃します。
【透湿性能】
湯を入れ沸騰させた鍋の上に断熱材を乗せ、水蒸気の透過状況を見る実験
石油系断熱材は、断熱材上に被せたコップが曇ることなく鍋側表面に水蒸気が溜まったのに対し、エコボードは断熱材上のコップが水蒸気で曇り、鍋側の表面もサラサラ。ECOボードは、水蒸気を吸放出することがわかります。
図書館並みの静けさ遮音性能
密度が高く、質量のある素材ほど高い遮音性能。高密度で重量のあるECOボードは、他の断熱材に比べて遮音性が非常に高く、35dbもの音を遮断。75dbあるトラックの騒音も、図書館並みの40dbにまで軽減します。また、開口部には遮音性の高いトリプルガラスサッシを採用。近隣の騒音や生活音から切り離された、静かな室内環境を叶えます。
【遮音性能実験】
さまざまな断熱材で囲ったボックスにスピーカーをセット。素材による音漏れを検証。
ロックウールでは19.7db、石油系断熱材では18.6dbの音が軽減されたのに対し、ECOボードは39.4dbの音を軽減。最も音漏れが少なく、室内環境を静かに保つことができる断熱材と分かります。
有毒ガスを出さない防火性能
火災時の被害を甚大化することが懸念される石油系断熱材。発火しやすい上、有毒ガスが発生し、建物外周に設けた通気層で火の回りが早いことも指摘されています。ECOボードは燃えにくく有毒ガスを発生しない素材。国の定めによる防火実験を繰り返して安全性も確認しています。また、透湿素材で通気層を必要としないため、通気層煙突火災のリスクもありません。
メンテナンスも、環境も。環境性能
どんなに優れた素材でも、経年による変化・劣化は生じるもの。断熱・気密機能も同じくです。一般に、劣化した断熱性能を補うには外装材を撤去して断熱・気密工事をやり直す必要がありますが、Mstyle houseの家の断熱材ECOボードは、外装を壊すことなく外壁の上から貼り増し可能。取り壊しによる環境への負荷も最小限に抑えます。
[標準仕様]
断熱材/ECOボード
断熱材は、床・壁・屋根ともGUTEX社せいの木質繊維断熱材ECOボードを採用。木質繊維断熱材「ECOボード」を採用。断熱・気密、防火、透湿、蓄熱、遮熱、エコロジーの性能を備えたオールラウンダーで、屋根・壁・床それぞれに専用のECOボードがあり、建物全面を7つの機能で満たします。
壁は、外壁下地を兼ねた外壁用と、室内側の充填用のダブル断熱。経年変化の恐れがある気密シートや気密テープ、発泡材を使うことなく高い断熱気密性を維持します。
サッシ/GERMAN WINDOW
トリプルガラス木製サッシ「GERMAN WINDOW」を採用。結露がなく、熱も音も遮る高性能サッシで、紫外線対策や防犯性、メンテナンス性にも優れています。
冷暖房/ゼロ冷暖
輻射熱による全館空調「ゼロ冷暖」を採用。冷暖両用のパネルヒーターは、音も風もなく、フィルター交換も不要。わずかなエネルギーで24時間快適な室温環境を保ちます。
内装仕上げ/エコペイント
水蒸気を透過する無添加塗料「エコペイント」を採用。シンプルな仕上げの水性塗料の他、土壁の質感に仕上がる塗料、室内外に使える木部専用塗料など、ラインナップもさまざま。いずれも空気を汚染しない、人の体にやさしい塗料です。